東京ディズニーランドホテル、ドリーマーズ・ラウンジでは、クリスマスの夜を優雅に演出してくれるディナーセットを提供しています。
今回は、そのディナーセットを紹介します。
天使の海老は、ニューカレドニアの海で一切の抗生物質を使用せず、100%自然食のみで限りなく天然に近い環境で養殖されていて、高級食材として世界中の一流シェフから愛されているそうです。
サワークリームに使用されている「ディル」は、さわやかな香りが特徴的なハーブ。
添えてあるソースなどは味が強くないので、素材(天使の海老、帆立貝、ハマグリ)本来の味を楽しめます。
白ワインに合う前菜になっています。
お酒が呑めるかは是非。
ブレッドは2種類(ふわふわ食感のミッキーシェイプのバターロールとバゲット)。
ブレッドはおかわり自由ですが、ミッキーシェイプのバターロールは最初だけで、2回目からは普通の丸い形のバターロールで提供されます。
赤ワインでじっくり煮込まれた牛ほほ肉は柔らかく、噛みしめるたびに口の中に肉の旨味が、鼻の中に赤ワインの香りが広がります。
カシスも使用されているため、さわやかな酸味と甘みも感じられます。
とても美味しい一品になっていました。
コントラバスを弾いているグーフィーの砂糖菓子が飾られているデザート。
真ん中にあるコントラバスの砂糖菓子の下に、パンデピスとエスプレッソのクリームがあります。
パンデピスはフランスのお菓子で、バターは使用せず、小麦粉と蜂蜜などを混ぜた種を乾燥した冷所で一か月ほど寝かせ、熟成させた生地にベーキングパウダーと香辛料や香草を加えて、表面に牛乳と卵黄を塗って焼き上げるそうです。
確かに香辛料の味が強い気がしました。
ガラス瓶の中に入っているのはベリー系のソース。
個人的にオススメの食べ方は、コントラバスの砂糖菓子とベリー系のソース、パンデピスを一緒に食べること。
1つ1つが味が強いですが、一緒に食べることで味が調和され食べやすくなりました。
紅玉ソルベがあることで、味にアクセントが出て、口の中をサッパリと爽快にしてくれます。
4皿とも美味しかったです。
またキャストさんの接客も丁寧で良かったと思います。
1つ気になったのは、7,500円という高額なディナーセットで、別料金を支払わないとソフトドリンク(コーヒーか紅茶など)が飲めないのはいかがなものかと。
確かに、前菜で使用されている「天使の海老」は高級食材なのはわかりますが、コーヒーか紅茶を1杯を付けても良かったのでは?!
多分、二度とドリーマーズ・ラウンジのディナーセットは利用しないと思います。