皆様、こんにちは。不定期でお届けしている雑談コラムです。
本日、7月7日は五節句の一つである「七夕(しちせき)」です。街中で短冊に願い事を書く光景が見られる日ですが、かつての東京ディズニーランドでも、この時期だけの特別なプログラムが開催されていました。
掲載した写真は、パレードルートで実施されていた「七夕グリーティング」の様子です。彦星と織姫をイメージした紫や青の鮮やかなコスチュームを纏ったミッキーとミニーが、それぞれ人力車に乗って登場するという、非常にユニークで和の情緒溢れる演出が特徴でした。
ディズニーのパレードといえば、豪華なフロートやオープンカーが定番です。しかし、そこであえて日本の伝統的な「人力車」を採用した点に、日本オリジナルイベントとしての強いこだわりがうかがえます。
ここで少し七夕のうんちくを紐解きます。七夕の伝説において、彦星(牽牛)は文字通り牛飼いであり、織姫のもとへ向かう際は「牛車(ぎっしゃ)」や徒歩で天の川を渡るというのが一般的な物語の背景です。
しかし、パークの演出では、伝統的な和の乗り物である人力車を車夫が力強く引いてパレードルートを巡るという、独自のアレンジが施されていました。西洋の文化であるディズニーキャラクターと、日本の伝統である人力車が完璧に融合したこのスタイルは、異国情緒あふれるテーマパークの中に日本の伝統行事を違和感なく溶け込ませるための考えられた素晴らしい演出でした。