皆様、こんにちは。不定期でお届けしている雑談コラムです。
東京ディズニーシーのパラッツォ・カナルを優雅に進む「ヴェネツィアン・ゴンドラ」。実は運航されている船体そのものが、本場イタリア・ヴェネツィアの伝統ある造船工房(スコーロ)で熟練の船大工に特注され、海を渡って運ばれてきた本格的なものです。
船体には現地の歴史と技術がそのまま息づいています。ゴンドリエが右舷後方から1本のオールで漕いでも直進できるよう、左側が約24cm外側に湾曲した左右非対称の形状を精密に再現。舳先の金属飾り「フェッロ」も本場と同じ意匠で、総督の冠や大運河、ヴェネツィアの6つの行政区やジュデッカ島を表す象徴的なデザインとなっています。
一方で、ゲストの安全な運航を支えるため、船底の構造や補助推進装置などパーク独自の機能が組み込まれているのもディズニーらしい工夫と言えます。
本物の文化への敬意とパークの技術が融合した美しいゴンドラ。風光明媚な景色とともに、職人の技が宿る船体の美しい曲線や船首飾りにもぜひ目を向けてみてくださいね。